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EMOBILE LTE(イー・モバイル エルティーイー)は、旧・イー・アクセスが展開を始め、現在は、ソフトバンク株式会社のY!mobile部門(ソフトバンクモバイルが、旧ワイモバイルを吸収合併したことによる)がサービスを行っている、LTE方式を使用したモバイルブロードバンドサービスの名称。 なお、Y!mobileブランドでは、この名称は利用されておらず、新たな名称も用いられていない。 == 概要 == 通信規格には3.9Gに属する技術であるLTEが採用される。 イー・モバイルの高速通信サービスの流れにおいては、下り最大3.6Mbps、7.2Mbps、21Mbps、42Mbpsの流れを汲む第5の進化とも言える高速化であるが、これまでW-CDMA(HSPA)規格を改良する事による高速化を行ってきたが、今回イー・モバイルとしては初めて従来の通信方式と互換性のない新方式のLTEを採用した高速化となった。 なお、EMOBILE LTEのエリア外においてはW-CDMA方式により接続が可能となるため、通信可能なエリアは従来と同じである。そのため、EMOBILE LTEのサービスエリア内では従来よりも高速な通信が可能な事に加えてサービスエリアの広いW-CDMAも利用できるメリットがある。 周波数帯域は、従来のEMOBILE G4で使用されている帯域と同一の1.7GHz帯を用いているが、同帯域が欧州でGSM用の帯域で使用され、近い将来LTEへの転用によるハーモナイズが見込まれていることから、LTEでの利用帯域としては、1.7GHz帯を丸々包括する1800MHz帯と呼称し、バンド番号もBand9ではなく、Band3と同社では呼称している。 本契約用のEM chipは、黒色であるが、従来の音声用UIMカードとは異なったものを採用している。 ソフトバンクモバイルのSoftBank 4G LTE(iPhone 5等)では、ダブルLTEの名称でソフトバンクモバイルのLTE回線に加え、EMOBILE LTEが利用可能となった。なお、空いている回線を自動で掴む仕様を採用しているため、速度低下は最小限に抑えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「EMOBILE LTE」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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